お口と免疫力の関係

こんにちは、院長の喜島です。
新年明けましておめでとうございます。
今年も引き続き、皆様のお力添えができるようチーム一丸となって医療サービスの向上に努めて参ります。

今回は免疫力とお口の関係についてです。

・免疫とは、体外から侵入してきたウイルスや細菌を攻撃して病気を防ぎ、人間の体を正常な状態に保つ仕組みのことです。

お口と免疫には、関係性があり、お口の環境を良い状態に保てると免疫力が正常に働きやすくなります。
お口の免疫とは、口内環境を整え、全身の健康を維持することが大切です。
お口の病気は生活習慣病や全身疾患などさまざまな病気の発症につながります

お口の免疫力を保つためには、以下のような方法があります。
①正しい口腔ケアを実施すること
②善玉菌を摂取し口腔内の環境を整える「バクテリアセラピー」を行うこと
③歯周病やむし歯、口臭の予防効果が期待できる「口内フローラ」を維持すること

①「正しい口腔ケア」とは、皆さんがいつも行っている日々の歯磨きやうがいなどのホームケアーや、定期的に歯医者さんでメインテナンスを受けることです。

②「バクテリアセラピー」とは、口腔内に存在する善玉菌を増やすことで、口腔内の環境を整える治療法のことです。口腔内には、悪玉菌と善玉菌が存在しています。悪玉菌が増えると、口臭や歯周病、虫歯などの原因となります。一方、善玉菌が増えると、口腔内の環境が整い、口臭や歯周病、虫歯の予防につながります。バクテリアセラピーは、善玉菌を摂取することで、口腔内の環境を整える治療法です。善玉菌を摂取する方法としては、サプリメントやヨーグルトなどがあります。

③「口内フローラ」とは口の中にある細菌の集合体を指します。腸と同様に、口内にもさまざまな細菌が生息しており、その数300〜700種類、1000億個以上といわれています。
フローラは細菌叢とも呼ばれお花畑(flora)のように細菌が集団を作っていることから名付けられました。
口内フローラを形成する菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の大きく3種類に分類されます。
通常は良い菌も悪い菌も共存しながらフローラを形成し、全身の状態をコントロールしています。
フローラを構成する細菌の種類や割合などは人によって異なり、年齢や生活の変化などによっても変わるといわれています。
歯の表面や歯周ポケット、舌などの口内の部位によっても異なるフローラを構成しています。

以上、聞き慣れない言葉もあったかと思いますが、お口の環境は全身の健康状態の維持にも繋がりますので、大切ですね。
きじま歯科医院はあなたの歯を守るお手伝いをしています。
一緒に、歯のケアーに取り組みましょう。

<院長:喜島>

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