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書籍紹介(210)

2023.04.28
免疫力を高めるフロスについて📚

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
いつもきじま歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、今回は歯科医師が考案した免疫力を高めてウイルスを遠ざける7秒うがいからフロスについてお伝えしたいと思います。

日本人は世界の他の国と比べても歯磨きの頻度が高い国民だそうです。
それにも関わらず、日本人には歯周病とその予備軍が多いとのことです。
それだけお口の中をしっかりキレイにできていないということです。
理由は歯の磨き方の的を得ていないからとのことです。
確かに、患者様に確認すると歯ブラシだけを頑張っている方が少なくありません。
歯磨きにアレをしていないのです。
皆さまはご存知でしょうか。
欧米の人々は日常的な習慣としているのに日本人があまりやらない習慣があります。
それがデンタルフロスや歯間ブラシといった補助的な道具の使用です。
歯ブラシを丁寧に当てても取れない場所…歯と歯の間のお掃除です。

書籍に載っていた統計のお話をご紹介します。
東京医科歯科大学発表された統計の話ですが、
日常的にデンタルフロスを使っている日本人は3割だということです。
つまり、毎日使っていない人が約7割いるということです。
そして、30代以上の日本人の約8割は歯周病です。
もうお分かりかもしれませんが、数値に注目してみると歯周病の患者数はデンタルフロスを使っていない方の割合に近くなりませんか。
これはフロスをしていない方が歯周病になっていると考えられないでしょうか。

私たちは歯科医院で皆さまのお口の中を見ていて、デンタルフロスや歯間ブラシの効果を知っていますので、頻繁に使用します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
かつてアメリカでは「フロス・オア・ダイ」(フロスか死か)というフロスのキャンペーンをしていました。
これはフロスを使わないことで発症した歯周病が全身の健康に悪さをすることから生まれた言葉です。
フロスの有効性は世界的に常識だと書籍で紹介されていました。
それだけ、歯周病と全身の病気は関係があり、フロスにはそれだけ効果があるということです。

歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいため
お口の汚れが残りやすい場所になります。
歯ブラシのみだとお口の汚れの除去率は約60%ほどです。
フロスや歯間ブラシを併用することで、除去率は約 80〜90%になります。

お口の中をキレイにすることで、むし歯や歯周病予防だけでなく、体の健康にもつながります。

<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

 

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