発達障害の人が見ている世界②📚

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。

先日のブログでご紹介させていただいた書籍の続きになりますが、
今回は注意欠如・多動症についてご紹介します。
特性として「多動性・衝動性」「不注意」があります。

①多動性
じっとしていたり、集中して人の話を聞いたりすることが苦手です。
特に興味のない話には意識を集中しづらいです。
聴覚情報よりも視覚情報が優位になる傾向があります。
目から入る情報な方が伝わりやすいため、イラストや文字を見せながら話しかけると集中して聞いてもらえるかもしれません。
だからこそ、おもちゃが散らかっているなど興味の対象が多いほど気が散ってしまうため、部屋をすっきりさせておくことも大切です。

② 衝動性
気分が態度に直結しやすい特性となり、現れることがあります。
その理由は衝動をコントロールするなどの理性を司っている大脳皮質の働きが弱くなっている一因が考えられるからです。
そのため、感情表現が極端になりがちです。
例えば、衝動が抑えきれず、すぐ不機嫌になったり、おかしくてたまらなくなったりすることがあります。
これは成長とともにある程度、落ち着いてくるとのことです。
少し離れた場所へ行き、静かに理由を尋ねたり、一呼吸おいてクールダウンするのもひとつです。

③不注意
注意欠如・多動症の方はほとんどの場合、注意欠如という特性を持っています。
それは目の前のことから注意が逸れて、あれこれと思いを巡らせてしまう状態になることが多いためです。
自分を変えるというよりもミスを減らす工夫をしてみることがおすすめです。

以上、一部の特性をご紹介しました。
この傾向は大きな武器となるとのこと。
どんどん実行できる行動力や発想力は社会にでれば強みになりますし、子どもであってもみんなを引っ張っていける人として慕われるかもしれません。
今回、書籍を見ることで発達障害は大きな強みになるということを学びました。

〈歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡〉

吹田 きじま歯科医院

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