矯正後の保定装置（リテーナー）の種類 | 吹田市の歯医者・小児歯科ならきじま歯科医院

2024.04.05

矯正後の保定装置（リテーナー）の種類

こんにちは、院長の喜島です。
今回は矯正後のリテーナーについてお伝えします。

成人矯正治療でようやく理想の歯並びをそろった後も大切なステップがあります。
それが保定です。
保定とは、矯正で動かした歯を元の位置に戻ろうとする力を抑え、美しい歯並びを維持するための期間です。
この期間に使用するのがリテーナーと呼ばれる保定装置です。

●リテーナーの役割
・歯並びの後戻りを防ぐ
・歯根の吸収を防ぐ
・噛み合わせを安定させる

●リテーナーの種類
リテーナーには大きく分けて3種類あります。

・マウスピース型リテーナー
透明で目立ちにくい
取り外しが可能

・ワイヤー型リテーナー
歯の裏側に着けるので目立ちにくい
取り外しできない

・プレート型リテーナー
歯並びに合わせた装置
取り外し可能

●リテーナーの装着期間
リテーナーの装着期間は、矯正治療の内容や患者さんの歯の状態によって異なります。
歯並びがそろった後の噛み合わせが安定するまで装着する必要があります。

リテーナーの管理
リテーナーは、虫歯や歯周病の原因となるため、毎日洗浄し、清潔に保つことが大切です。

矯正後の保定は、美しい歯並びを維持するために必要不可欠です。歯科医師の指示に従って、しっかりとリテーナーを装着しましょう。
また、小児からの矯正では、成長に合わせて歯列も揃えていくので、リテーナーがいらない場合もあります。

きじま歯科医院では部分的な矯正やお子様の成長を捉えた小児の矯正も行っています。
歯並びが気になる場合はお気軽のご相談下さい。
〈院長：喜島〉