こんにちは、院長の喜島です。
今回は、痛みを感じにくい所から麻酔を打つ話です。
ところで、人の身体には痛点というのがあるのをご存じですか?
粘膜も同じですが皮膚で感じる感覚には、触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚などがあります。これらの感覚を受容するのが、それぞれ、触点、圧点、痛点、冷点、温点です。
実は最も数が多いのが痛点で、以下、触点、圧点、冷点、温点の順で少なくなります。なぜ痛点や触点が多いのかというと、これらの感覚が身体の危険に深く係わっており、感知して即座に反応する必要があるからと考えられています。
さて、麻酔を打つときの話に戻ります。
麻酔を打つには、なるべく痛点を避けて打つ必要があります。
たとえ表面麻酔をしても、痛痛点は、皮膚の表面1平方センチメートルあたり平均130ほどあるそうです。点に麻酔の針が刺さると、痛みを感じてしまします。
ですが、この痛点というのは、目で見てもどこが痛点なのかは、まったくわかりません。
痛点は、皮膚の表面1平方センチメートルあたり平均130ほどあるそうです。
きじま歯科医院では、痛点を避けるために麻酔の針も工夫しています。
次回は麻酔の針の話をいたします。
<院長:喜島>
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