こんにちは院長の喜島です。
今回は麻酔の針の話です。
前回は痛点の話をしました。
痛点は、皮膚の表面1平方センチメートルあたり平均130ほどあるそうです。
ですが、痛点の場所は、目で見てどこにあるかは、わかりません。
なので、きじま歯科医院では、表面麻酔を行った後、なるべく細い針を使用します。
細い注射新を使用するほど、痛点に当たる確率が減る為です。
注射針の太さは、「ゲージ(G)」という単位で表します。
18G=外径1.250mm、22G=外径0.714mm、26G=外径0.455mmとなり、ゲージの値が大きいほど注射針は細いということになります。
医科などで主に使用される注射針の太さは、16G(外径1.6mm)~27G(外径0.4mm)です。検査用の採血に用いるのは概ね21~22G程度、輸血投与用の注射針は18~20G程度、筋肉注射用は21~23Gを使用します。インフルエンザワクチンなどの皮下注射は26G程度の細い針を使用します。
歯科医で麻酔する時の太さは、主に27G~33Gです。
医科と比べると歯科の麻酔に使用する針は、元も小さい太さになります。
きじま歯科医院で麻酔に使用している針は
33G(直径 0.26mm) 30G(直径 0.30mm) 27G(直径 0.40mm)の太さの針を使い分けて使用しています。注射法によって針を変えるのは、目的部位へ確実に針を刺入するためです。適切な針を選択することで、針を刺す時の痛みを減少させることにもつながります。
一番よく使う針は33Gです。
とても細い針なので麻酔をするときも痛点を避けやすく痛みも少ない針を使用していますので、ご安心下さい。
<院長:喜島>
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