三叉神経ってご存じですか?

こんにちは、院長の喜島です。
朝晩は冷えることが多くなってきましたね。
日中は、温かい時もあって、余計に朝晩の冷え込みが身体にしみます。
毎日の寒暖差が続くと体調不良を起こしやすいです。
皆様も、風邪など引かぬようお身体をご自愛下さい。

さて、今回は三叉神経痛についてお話します。
三叉神経って何?ってなりますよね。
実は、歯にとても関わりのある神経なんです。

三叉神経というのは字のごとく、脳からでてすぐに三叉路のように3つに分かれている神経で3つに分かれた神経をそれぞれ第1枝、第2枝、第3枝と呼びます。
第1枝は眼の方にのびていて眼神経と呼ばれています。
第2枝は上顎にのびていて上顎神経、第3枝は下顎にのびていて下顎神経と呼ばれています。
この上顎神経と下顎神経は、それぞれの歯の神経に分かれていっています。

つまり、虫歯の痛みは、この三叉神経の末梢の痛みとなります。

時々、虫歯の痛みが強すぎて、
「上の歯も下の歯もどこが痛いかわからない。全部痛い、眼の奥もいたく感じる」といわれる患者様がおられます。

これは虫歯の痛みが強すぎて上顎神経か下顎神経からの痛みの情報が三叉神経で一旦集まってから脳に伝わるので、脳で処理する時に情報が交錯してわからなく
なるためです。これを専門用語で連関痛ともいわれます。
歯の痛みの出かたもいろいろありますね。

それはともかく、虫歯が痛くならないようにする事の方が大切です。
皆様も、虫歯や歯周病の予防も兼ねて、健康な歯で快適な食生活を送るために
ぜひ定期的なメインテナンスをうけることお勧め致します。

<院長:喜島>

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