先日、外部講師の方にお越しいただいて、実習を行いました。
今年に入ってから毎月行っていますが、日々の診療に役立つ知識や技術を学べるので、とても貴重な時間です。
今回は歯がついている顔の模型を使って、実際に院長が歯を削りながら、治療中の動きに合わせてライトの角度を調節したり、バキューム(水を吸う器具)や3way(水と空気が出る器具)の効果的な使い方をレクチャーして下さいました。
歯を削る治療では水が出る器具を使うので、ドクターが持つミラーにも水滴がたくさん付いてしまい、治療部分が見えづらくなります。
その為、助手が適切なタイミングで3wayを使って水滴を飛ばして、ドクターの視野を明るくクリアにする必要があります。
言葉にすると簡単ですが、両手でそれぞれ違う器具を扱いながら、患者様に負担なく、かつドクターの処置を邪魔しないような、細かな配慮が必要になります。
最初は左右の手で違う動作をする事が難しかったのですが、1人ずつロールプレイングしながら、自分のクセや苦手を克服できるようたくさんアドバイスをいただいたので、助手全員の意識・技術がレベルアップしたように思います!
スムーズに治療できるよう、今後の診療に役立てていきたいと思います。
<歯科助手:荒木>