皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
年末は様々な行事がありますよね。
クリスマス、大掃除、終業式…
医院では、早くもお正月の話題になっています。
私は現在、講師やプレゼンなど前に立つ機会を多くいただいています。
そのときは、出来るだけ、参加型の研修にしたいと考えています。
受講者に問いかけるシーンでは思わぬ答えが返ってくることも多くあります。
その時の“返し方”で受講者に恥をかかせてはいけないのです。
コミュニケーション研修でも『相手の世界観』を大切にするということ学びました。
まず、相手の世界観を受け入れ、受容することが必要になります。
しかし、私が講師側になった時にはどうしても、「間違えて欲しくない」という心理が働いてしまいます。
なぜなら、今は“返し方”のボキャブラリーが少ないからです。
そんな時、教育現場で働く家族に相談する機会がありました。
家族が言った言葉は、生徒には間違えてほしい。
間違えたときに、この生徒はどうして間違えたのかを考えることが一番楽しい。
答えだけを聞くなら塾に行けばなんとかなる。
だから間違えた生徒は称賛する。
受験など、ここぞというところで失敗しないようにするには、普段失敗して、学ぶしかない。
逆に失敗しないと面白くない。
正解しか求めない子はいつまでもレベルアップできない。
失敗しない子には何が足りていないか見極めることができないから、助けることができない。
目から鱗でした。
間違えた時が、受講者の価値観がわかる時なのです。
それをやってほしくないと思うのは、成長をストップさせてしまうことにつながるのかもしれません。
講師なら、受講者が間違いたくない、失敗したくない心理を、取り払うお手伝いをしていく。
大切なことに気付きました。
これからは“返し方”のボキャブラリーを増やして、受講者の成長を助ける講師でありたいです。
〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉
吹田 きじま歯科医院
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