皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
きじま歯科医院には無料の託児施設があり、お子さまのいらっしゃる皆さまには、いつもたくさんのご利用をいただいております。
毎回楽しみにしているというお声やおもちゃがたくさんあるため向かっていったというお声などいただき、私も嬉しく思います。
私たち衛生士はお子さまの定期検診のため、私たち自らお子さまのお迎えに上がることもあります。
そのときにおもちゃで遊んだり、片付けをしている子どもたちを見ます。
私も子どもがいてるのですが、子育て中において、子どもの「おもちゃの片付け」について皆さま一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
今回はてぃ先生のまるばつ図鑑を拝読させていただき、子どもの心が動く親の習慣についてご紹介させていただきます。
例えば、そろそろごはんの時間です。
子どもにお片付けしてほしいとき「お片付けしよう」と声掛けしますよね。
子どもは「まだ遊びたい」となったら、「そうだよね、遊びたいよね。でも、そろそろごはんの時間だからお片付けしようね」とこのような声掛けしたことはございませんか。
育児書やネットの記事などを見ると、子どもの行動や気持ちを認めて共感してから、お願いしたり、叱ったりすると、お子さんに入っていきやすくなると書いてあると思います。
つまり、①共感→②指示という2つのステップを踏むといいですよと書いてあるわけです。
ただ、てぃ先生はこう考えています。
この方法は確かに素晴らしいですし、実際にうまくいくこともあるとのこと。
ただ、これだと結局「いやなのはわかるけど、もうおしまいだよ」と最後は子どもの心を否定で終わることになり、「やだ、まだ遊ぶ」と素直に言うことが聞けないそうです。
ところがもうひと工夫することで、子どもがさらに言うことを聞いてくれるようになるとこのとです。
それは①共感→②指示→③最後にもう一度共感という3 つのステップを踏むといいとのことです。
その理由は子ども自身の心が肯定的になるからです。
具体的には「お片付けしよう」「まだ遊びたい」
①「そうだよね、遊びたいよね。②でも、そろそろごはんの時間だからお片付けしようね」
③「それにしても楽しそうに遊んでたね。OOちゃんが楽しそうに遊んでて、ママとても嬉しい」
と言いながら、おもむろに大人が片づけを始めます。
「うんそうなの。とても楽しかった」と言いながら、そのまま気分よくお片づけが進みやすくなるとのことです。
成功率がまったく変わってくるとのことです。
きじま歯科医院でもお子さまがいらっしゃる方とお話をするときに、子どもがいてるとすぐにお部屋が散らかるという話題になることがあります。
少しでも参考になれば幸いです。
<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>
吹田 きじま歯科医院
ブログ一覧はこちら