成長期の骨の変化

こんにちは院長の喜島です。
今回は成長期の骨の変化についてお伝えします。
小児矯正をする上ではお子様の成長期をとらえて装置をいれるのがとても有効になってきます。
その理由は、歯の生えるスペースと顎の骨の大きさに不調和があると歯並びが悪くなってしまうからです。
例えば、歯の生えるスペースにたいして顎の骨が小さければ、歯並びは歯が重なって生えてしまい、乱ぐい歯になってしまいます。

きじま歯科医院では矯正治療を行っているお子様の成長の時期を捉えるために中指の第2関節のレントゲンを撮ってチェックしています。

上の図のグラフで赤丸の5の時が骨の成長のピークでこの時に第二次性徴期で一番背が伸びる時になります。この時に下顎の骨も成長します。
8になると骨の成長は終わり身長の伸びも残り少なくなってきます。

実際のレントゲンでは以下のように写ります。


小児矯正の最大のメリットは骨の成長を促して歯の生えるスペースと顎の骨の大きさに不調和を改善して、正常な成長発育に近づける事です。
骨の成長が終われば歯のスペースを作るためには歯を削るか抜歯するか外科的な矯正を選択する事になります。

お子様の発育をとらえて、矯正をすることは小児矯正にとって大切な要素です、

お子様の成長には、個人差があります。
矯正に入る時期も、お子様によってそれぞれ違ってきますので、
気になるようであればお気軽にご相談下さい。
きじま歯科医院はお子様の成長に合わせて、お口の健康と歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。

〈院長:喜島〉

吹田 きじま歯科医院
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