皆様、こんにちは。
カウンセラーの鈴木です。
日差しが強いですね。
帽子が欠かせなくなってきました。
炎天下で散歩するだけで体力が奪われますよね。
先日、院内で救命研修が行われました。
今回はスキル(やり方)を学ぶ前にまず実践。
応急手当には、大きく分けて
●胸部圧迫
●人工呼吸
●AED
があります。
この中で1番大切なのは、「胸部圧迫」
つまり、心臓マッサージです。
心臓マッサージは心臓が止まっている人にもできる処置だからです。
またAEDが近くにあるとは限りません。
誰の協力も得られずに1人で対応する場合は、
AEDを取りに行っている間に傷病者の生存率は落ちてしまいます。
心臓マッサージは命を繋ぐための手段です。
今回も心臓マッサージを実践しました。
初めて受講するスタッフも多く、人それぞれのクセや特徴もわかりました。
夢中でやっていて、頭が振れているパターン。
これは長時間の実施を考えると頭にダメージがきてしまいます。
救急車を呼んで到着するまでの時間の平均は6分49秒。(令和4年)
それまでずっと心臓マッサージを続ける想定で動きます。
今回は、自分がどの体勢だと長時間続けられるかというのを一人ひとり学びました。
それは傷病者の体格や状態、応急手当者の体格などによっても変わってきます。
一人ひとり違います。
またいくらやりやすい体勢を見つけたとしても、1人でやり続けるのは本当に辛いです。
なぜなら心臓マッサージは、
1分間に100〜120回のペースで圧迫が必要だからです。
30回を3セットやっただけでも、
100メートルを全力で走った後のように息が上がります。
腕や腰も痛いです。
今後、救命措置が必要な状況になったら、
私は迷わず応急手当をします。
応急手当をしている状況にあれば、
心臓マッサージを代わり、みんなで命を繋ぐことが大切だと知りました。
今回の研修で、後輩が外部で普通救命を2回受講しに行っていたことを知りました。
理由を聞いたら、救命の現場に2週連続で遭遇した。
だから怖くなって学びに行ったと言っていました。
素晴らしい行動ですよね。
このように学びの機会がある私たちこそが、
応急手当、命を繋ぐ行動をしていく必要があると感じました。
〈カウンセラー:鈴木〉
吹田 きじま歯科医院
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