皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
いつも暑い中、当院にご来院いただきありがとうございます。
「どんな人に出会い、どんな言葉を聞き、どんな言葉を発するかで人生は大きく変わる」
まず、書籍のこの言葉にグッときました。
話し上手な人は魅力的にうつりますよね。
私も人前で流暢に話す人やトークが上手い人が羨ましいと思っていました。
しかし、コミュニケーションに難しいテクニックはいらないと言います。
コミュニケーションの主導権は話す側でなく話させる側なのです。
なぜなら人は皆、話したい生き物だからです。
だからこそ、私は話し方より、聞き方を磨こうと感じました。
例えば、聞き上手で見本になる芸人さんがいます。
それは明石家さんまさんです。
「踊る!さんま御殿!!」というTV番組ではさんまさんは実はほとんど話していないのです。
「へー」「ほー」とオーバーリアクションで笑っているだけです。
話したとしてもゲストが話しやすいようにするために自分の話をするだけです。
会話のコミュニケーションの全てを握っているのはさんまさん自身なのです。
この例えを見てから、さんまさんの番組を見ると見方が変わりました。
聞き上手になるためのポイントは
①うなずき
(相手を肯定するための一番のアクション)
返答に困った時や、ネガティブな話題になることもあります。
その時、無理に、共感すると逆に「そうじゃない」とトラブルになることもあります。
だからうなずくだけの方が良い時も場面によってはあります。
②相手にヘソを向ける
(相手に意識を向けているという心理的ボディーアクション)
これは、衛生士の宮岡がよくやっています。
朝礼で私が話す時に、おヘソごとこちらを向いてくれているので、私の話をしっかり聴こうとしてくれていると、話す側から嬉しく感じます。
③好奇心を持って聞く
これが一番共感できました。
そもそも、相手に興味や好奇心がなければ、質問も出てこないし、会話も広がらないですよね。
聞いてくれる人が、「うんうん、それで?」と目を輝かせながら、笑いながら聞いてくれると私もどんどん話したくなってしまいます。
その心理は「安心感」から来ています。
安心感なくして他の感情を満たすことはできないからです。
好奇心をもって聞いてくれているんだと安心することにより、話しやすくなりませんか?
たくさんお伝えしましたが、私の見解としては話す側も聞く側も「おもいやり」が大切なのかなと感じました。
初対面でも親しい間柄でも、相手をおもいやることで関係性もより良くなっていくのではないかと考えます。
〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉
吹田 きじま歯科医院
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