職長教育研修後半⑤

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
前回のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は『災害発生時における措置』についてお伝えします。

災害発生時の基本的な考え方は
まず、自身の人命尊重です。
『止める・呼ぶ・待つ』というルールのもと動きます。
止めるというのは作業を即時止めることを指します。
呼ぶというのは、直ちに上司などを呼ぶことをさします。
待つというのは勝手に判断せずに上司の指示を待つことを指します。

先日も山口県で建物が崩落し、従業員が死傷する痛ましい事故がありましたよね。

災害が起こってしまった後は
調査・分析・対策を行います。

まずは事実確認を4つで考えます。
・人的:具体的にその場で
・設備:誰がいつどのような場所で
・作業:どのような作業をして
・管理:物または状況に不安なことがある

これらを使って対策を考え、いつ、誰が行うのか?
責任の所在はどこにあるのかを明確にしていきます。

例えば、一緒に働いているスタッフが退職してしまうという悲しいことが起こることがあります。
今回、参加メンバーで退職を決意するまでのスタッフの異常について討議してみました。
正直なところ、真意ははっきりしませんが、考えられる原因を出し合うと、みんな考えられる節はいくつかあったのです。
いわゆる、これが「異常」ですよね。
それに気づいていなかった、あるいは気づいていながらも、大きな問題として捉えていなかった、そこに時間をかけなかったことで悲しい結果を生んでしまうこともあります。
問題点に重い・軽いはないのです。

悲しい結果になる前に、もしかしたら食い止めるもしくは緩和することができたかもしれません。

今回の学びを次につなげて、スタッフが働きやすい環境をみんなで作っていきます。

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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