こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
先日面白い本を読みました。
自己肯定感を高めるための脳の使い方が書いてある少しマニアックな本です。
著者は脳科学者の中野信子さんでホンマでっかTVなどにも出演している有名な方です。
特に面白いと思ったのが
・自分で自分を肯定する
・まずは自分に肯定的な「ふり」をするだけで考えや行動は変わってくる
というところです。
人間は成人するまでに14万8000回もの否定的な言葉を聞かされると言われています。
つまり、長年にわたって外部からの否定的な態度や考え方がいつのまにか自分の信念として認知されている場合があるということです。
例えば、「性格が暗いね」という言葉をかけられたとします。
もし、普段から自分でそう思っていれば「やっぱり…」と傷ついてしまいます。
しかし、自分自身でそう思っていなければ、「そう?あなたより友達は多いけど」「明るいだけのあなたよりも仕事はできるよ」と全く気にすることなく対応できます。
つまり、人は誰かの言葉そのものよりも、その言葉を自分で肯定し、自分へのネガティブな評価を追認することで傷つくのです。
だからこそ自分のポジティブな面を常に意識することで他人の言動に惑わされることなく、人は変わっていけるのだということです。
まとめると、自己肯定感が低くてもそれは問題ではなく、脳の使い方次第で変えることができるということです。
この本を読むことで、自己肯定感が低いとき、高いときの脳の状態を知ることができました。
今後はネガティブな感情に引っ張られそうになったら、今はこういう脳の状態だから!と考えて、人生をより良いものへと導いていきたいです。
<トリートメント・コーディネーター:鈴木>