2023熱中症研修

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
もうすぐ8月になろうとしています。
日中は暑い季節となりましたね。
熱中症の時期ですよね。

さて、きじま歯科医院では熱中症研修がありました。今年で3回目です。
毎年、熱中症が増えていくこの時期に研修があります。
講師は去年同様、岡田様です。
今年の熱中症研修は去年学んだ内容を10分間発表させていただきました。
浜井→宮岡→植月→鈴木の順番です。

まずは浜井です。
熱中症の症状について発表しました。
熱中症とは体内の水分と塩分のバランスが崩れることで起こります。
そして、熱中症になると様々な症状があり、4つに分類されています。
・熱失神
立ちくらみします。
・熱けいれん
こむら返りや足がつります。
・熱疲労
身体の力が入らない状態です。
・熱射病
体温が維持できない状態です。

熱失神から熱射病まで早いスピードで進んでいきます。
熱中症が1番なりやすい時間は16時です。
きじま歯科医院でいうと仕事から帰宅時になります。
1日の身体のダメージが蓄積され、熱中症になりやすい時間帯になります。

次に宮岡です。
体温体液の調整を発表させていただきました。
熱中症になりにくくするためには5日2時間連続で太陽の光を浴びることが必要です。
これを順化といいます。
汗を上手にかけるように身体を慣らしていきます。
水分ですが、1リットルは人が毎日必要とする水分量になります。
皆様、喉が渇いた時に飲み物飲みませんか。
この状態というのはすでに身体が脱水しているということです。

3番目は植月からで、熱中症の予防です。
皆様の朝食はパンかご飯どちらでしょうか。
熱中症予防にはご飯の方がいいです。
理由はパンよりご飯の方が水分がたくさん含まれているからです。
そして、熱中症には水分と塩分を摂る必要があります。
さらに、ぶどう糖が含まれていると体内により早く吸収されやすくなります。
熱中症対策として麦茶にひとつまみずつ入れることやイオンウォーターなどがおすすめです。

最後は鈴木から緊急時の救急処置についてです。
熱中症になると力が入りません。
ペットボトルのキャップが開けられない場合や意識がない場合など救急車を呼んで下さい。
救急車を呼んでからは日陰に移動し、身体全体を冷やすようにして下さい。
脇など部分的に冷やしても効率が悪く、服に水をかけ扇風機やうちわで仰いで身体全体を冷やす方が効果的です。
さらに、お口に塩分を入れてあげることです。
熱中症は水分と塩分のバランスが崩れている状態です。
お水だけ飲ませることはしてはいけません。
体内の塩分濃度が薄まるからです。
必ず塩分の含んだものを飲ませましょう。
熱中症になった後はOSI補水液が効果的です。
そして、熱中症になった日は1人にしてはいけません。
熱中症はすぐには回復せず、体調を崩してしまうことがあるからです。
鈴木からは発表時このプリントが配られました。

熱中症は誰でもなる可能性があります。
日頃からの予防や応急処置を知っておくと安心ですね。

<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

吹田 きじま歯科医院

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