たばこを吸っている方の口腔内ってどうなるの?

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、たばこを吸っている方の口腔内についてお伝えします。
たばこを吸っている方の口腔内の歯ぐき特徴は、
歯茎の退縮: 喫煙は、歯ぐきが痩せるのをを早めます。
これは、たばこの煙に含まれるニコチンが血管を収縮させ、歯の周りの組織への血流を悪化させるためです。
歯ぐきの退縮は、歯周病の進行を促進し、最終的には歯を失う原因となります。
喫煙者の歯茎は、黒ずんでいることがよくあります。
これは、たばこの煙に含まれるメラニン色素が沈着するためです。歯茎の黒ずみは、見た目が悪いだけでなく、歯周病の症状の一つでもあります。(ヘビースモーカーの方の歯ぐき)

令和元年国民健康・栄養調査結果によると、現在習慣的に喫煙している方の割合は、16.7%であり、男女別にみると男性 27.1%、女性 7.6%です。この10年間でみると、いずれも明らかにに減少しています。
年齢階級別にみると、30~60歳代男性ではその割合が高く、約3割が習慣的に喫煙しています。

現在では、たばこが止められないのは、心理的依存とニコチン(依存性薬物)に対する身体的依存(ニコチン依存)より成り立つ「ニコチン依存症(薬物依存症の一つ)」という精神疾患として認識されています。

禁煙をすると歯周病は改善され、口腔がんのリスクは減少し、味覚が正常となり、楽しい食生活となるでしょう。
また、お口(口腔)以外の全ての臓器も同様に、危険因子がなくなることで、色々な病気のリスクが減少します。

きじま歯科医院では歯周病の治療からお口の健康を維持するメインテナンスを行っています。
きじま歯科医院は、あなたのお口の健康を守ります。
口の健康を守り快適な食生活を続けるためにもぜひ定期的なメインテナンスをうけましょう。

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