道をひらく📚

みなさま、こんにちは!
カウンセラーの植月です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
朝晩グッと冷え込んでいますね。
暖かくしてお過ごしくださいね。

さて先日、書籍を拝読しましたのでご紹介させてください。

「道をひらく」 著者は松下幸之助さんです。
松下幸之助さんといえば、パナソニックグループの創業者として大変有名な方ですね。
明治生まれで、9歳で単身大阪で奉公を始め、23歳で松下電気器具製作所を創業されています。
1代で松下グループを築き上げ、経営の神様と呼ばれている方です。

この書籍は1968年に発行されています。
56年も前から世の中に出ていて、昭和、平成、令和とたくさんの人々の指針になってきたベストセラーです。

心に響いた名言がたくさんありましたので、ぜひご紹介させてください。

・縁あって
お互いに縁があってこの世に生まれてきた。縁あって色々な人とつながっている。人と人とのつながりには、個人的な意思や希望を超えた、一つの深い縁の力が働いている。
大事にありがたく謙虚に喜びあい、熱意と誠意を持っておたがいのつながりを更に強めていきたい。 そこから力強い働きが生まれてくるだろうと書かれていました。

たしかに縁の力は不思議なもので、これだけたくさんの人間がいる世界だからこそ、関わる機会のある人とは運命的なものを感じます。その縁を大切にできるかどうかは自分にとってとても意味のあることだと感じます。

・困っても困らない
長い人生、困難なこと、難儀なこと、苦しいこと、つらいこと、色々あります。
自分だけではないのです。
そんな時にどう考えるか。困ったどうしよう、とうろたえればせっかく出る知恵も出なくなる。とどのつまりは、責任転嫁、不平不満でわが身を傷つけてしまう。
要は考え方、決意をかたく歩めば困難が飛躍の土台になる。
困っても困らないこと。自在な心で困難なときこそ開拓していく力強い道をすすみたいとありました。

うろたえたり、焦ったりしてもうまくいかないことは分かりますが、ドンと構える決意がまだまだ未熟だと感じました。どんな時でも動じない強さを身につけたいと改めて思いました。

この書籍には失敗して落ち込んでいる時や、仕事で行き詰まっている時などテーマごとにも読むことができるのでとても読みやすいです。経営の神様の生き方、考え方、心のあり方など、どれだけ時代が変わっても人間としてあるべき姿のお手本になります。

最後の項に、もう一度日本の良さを見直したい。日本人としての誇りを考え直し、みんなが仲良く、身も心も豊かに暮らしたいと書かれていました。今の自分のことだけではなく、これからの日本のこと、未来につながる大きな視野で締めくくられており、人間の器の大きさを感じました。一生手元に置いて読み返していきたい素晴らしい一冊でした。

〈カウンセラー:植月〉

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