一瞬で決断する📚

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
新年のスタートしてから早2ヶ月が経とうとしています。
きじま歯科医院では1年の始まりに今年の目標を書くのですが、それを見ると新しい年が来たと感じます。

さて、本日は「これからの生き方図鑑」の書籍から、「これからは一瞬で判断する」をピックアップして紹介します。
試験問題を解くときなど時間内に決断して回答していく必要があります。
仕事や家庭でも決断することは多くありますよね。

今はネットで物を買うことも多いと思います。
例えば、収納家具1つであってもネット上だとたくさんの情報が出てきますよね。
たくさん選択肢があるのはいいのですが、検索中にだんだん面倒になってきたりしませんか。
少なくとも私にはその経験があり、結局購入をやめてしまうこともあります。

選択肢が多いと、人は選べなくなる、決断できなくなるという心理法則を「選択回避の法則」というそうです。

書籍にも紹介されていましたが、「ジャムの実験」という有名な心理実験があるそうです。
Aの試食は26種類、Bの試食は4種類、どちらが売れるかという実験で、Bの方が売れたそうです。
Aは明らかに人だかりができたが、実際の購入数はAは3%、Bは30%の人が購入し、10倍の差が出たとのこと。
結果として、選択肢の多いAは迷って、購入せず、人が決断できないということが起こりました。

では、このように選択肢がたくさんある場合に1つ選択するにはどうすればいいか。

①5秒で決断する
理由は30分考えても、5秒で考えても86%が同じになるからだそうです。

②ワクワクする方を選ぶ
理由は無意識レベルで自分がそれを望んでいるからです。
例えば、5秒で決断するように言われても、そんな簡単に選べたら苦労はしないと思う方も多くいるのではないでしょうか。
そんなときはワクワクする方を選びます。
ワクワクするときは幸福ホルモンのドーパミンが出ています。
その状態で決断を実行すると成功率が高まるからです。

③最初に思いついた方を選ぶ
理由は後から出てくる考えは打算的で保守的、つまらない考えであることが多々だからです。
例えば、「今日は映画に行きたいが、仕事があるから辞めておこう」と思ったとします。
この場合、前者が本心で、無意識、ワクワクする決断です。
後者は心の言い訳であり、打算的な決断を続けていくと、決断も当たり障りのないものになっていきます。

これから試験の時期であり、4月は環境の変化などあると思います。
そのとき、決断するときの手助けになれば幸いです。

<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

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