口呼吸の弊害ってご存じですか?

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、口呼吸の弊害についてお伝えします。

口呼吸の弊害には、

1.口腔内乾燥による口臭
2.カリエスリスクの増大
3.顎骨の狭窄化により歯並びが悪くなる
4.咽頭部感染(病巣感染の機会の増大→多臓器への感染)
5.上咽頭炎による免疫システム機能不全(アトピー、アレルギー、口内炎)
などがあります。

これに対して、
人の正常な呼吸の仕方は、鼻呼吸です。

鼻呼吸のメリットは
1. 口腔内を乾燥から守る
鼻呼吸は、口呼吸と比べて口腔内を乾燥から守ります。虫歯や歯周病のリスクが低くなります。
2. 歯並びを整える
鼻呼吸は、舌を正しい位置に保ち、歯並びを整える効果があります。舌の位置がずれると、歯並びが悪くなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
3. 睡眠中の呼吸をスムーズにする
鼻呼吸は、気道を広げ、睡眠中の呼吸をスムーズにする効果があります。睡眠中の呼吸が乱れると、いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、全身の健康に悪影響を及ぼします。
これらのメリットは、虫歯や歯周病の予防、歯並びの改善、睡眠の質向上など、歯科治療において重要な役割を果たします。

お子様の歯並びへの影響を考えると患者さんに鼻呼吸の重要性を伝え、意識的に鼻呼吸を習慣化できるよう促すことは、口腔内の健康維持と全身の健康増進に貢献することができます。
またマスクをしていると口呼吸になりやすくなります。
以前のコロナ渦では、マスクの着用が推奨されていましたが、現在は、個人の判断による選択になっています。
成長期のお子様の場合は、口呼吸が歯並びの悪さの権印にもなります。
コロナが落ち着いた現状では、お子様の必要以上マスク着用も考えた方が良いかもしれませんな。

きじま歯科医院は成長期のお子様の歯並びのチェックや矯正も行っています。
一緒に、お口の健康に取り組みましょう。

〈院長:喜島〉
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