子どもの歯の隙間

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
新年が明け早くも一月も半ばを過ぎました。

さて、本日は子どもの歯の隙間です。
お子様の定期検診の際、保護者様から子どもがすきっ歯になっていると心配されるお声を聞くことがあります。

子どもの歯は専門用語で乳歯といい、6才臼歯などおとなの歯は専門用語で永久歯といいます。
乳歯の歯並びは歯と歯の間にすき間がある方が良いです。
その理由は永久歯が生えそろっていくときに都合がいいからです。

乳歯のすき間は発育空隙といわれるもので、正常なものです。
顎がきちんと成長しているということです。
また、発育空隙は永久歯へと生えそろうために必要なスペースになります。
乳歯より大きい永久歯が生えてくることを考えると、顎の成長と共に乳歯にすき間がある方が永久歯の歯並び上、都合が良いです。

乳歯に隙間がないことで…
むし歯になりやすくなります。
その理由は汚れが溜まりやすいからです。
そもそも乳歯というのは永久歯に比べると虫歯になりやすいです。
そして、乳歯のむし歯を放置しておいた場合は結果的に永久歯の歯並びが悪くなる原因にもなります。
そして、歯の隙間を確保できていないと永久歯が生えそろうスペースがなく、歯並びが悪くなります。

生え変わる乳歯ですが、しっかり役割があります。
大切なお子様の将来のためにも乳歯を守っていきましょう。
そのために定期検診でお手伝いをさせていただきます。


<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

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