心の執着の手放し方📚

みなさま、こんにちは!
カウンセラーの植月です。
2023年もいよいよ折り返しですね。
新年に立てた目標を再確認して、気持ちも新たに頑張っていきましょう!

先日、拝読した書籍をご紹介させてください。
精神科医Tomy先生が書かれた、「心の執着の手放し方」という本です。

悩みを8つのテーマに分け、見方を変えるだけで心が軽くなる、そんな内容です。
8つ全て心に響きましたが、その中でも3つご紹介します。

・追い詰められると人は攻撃的になる。だから、相手が急に攻撃的になったら、たぶん追い詰められている。
相手から嫌な言葉や態度を取られた時、今までは私が何かしたのかなと自分を責めていました。または、こんな人ならもう関わることをやめようと逃げていました。
でも、なぜ攻撃してくるのか相手の立場にたって考えてみることが大切だと教えられました。
辛い立場に立たされているのかもしれない。なにかお手伝いができるかもしれない。そんなふうに見方を変えることができれば成長できますね。

・怒りは「相手が期待通りじゃなかった」ときに出てくる。穏やかな人は期待せず、ありのままを見ようとする。
この言葉はとても深いです。「ありのまま」を見ることができれば素敵だなと感じます。どうしても自分の生きてきた価値観、環境が邪魔をして、こうあるべきと頭に浮かんでしまうからです。ありのまま、そのままで良い。
また、穏やかな人というフレーズがこの本には何度も出てきます。
穏やかな心でいることが、心の執着を手放すためのヒントなのだなと思いました。

・世の中で1番怖いのは、1つの価値観だけが正しいと信じること。それは、無数の誰かを傷つけ、否定することになる。
他人は他人。自分は自分です。他人のことをあれこれ言う前に自分はどうあるべきかを考えた方がよっぽど前に進めます。なぜなら、変われるのは自分だけだからです。

人はみんな一生懸命に自分の人生を生きています。そこにジャッジすることはできません。

読んだあと、心がスッと軽くなり、とても気持ちが楽になりました。
様々な悩みをかかえた主人公達の短編ストーリーになっているので小説を読むようでとても読みやすいです。ご興味ありましたら、ぜひご一読ください。

〈カウンセラー:植月〉

吹田 きじま歯科医院

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