職長教育研修後半⑥

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
前回のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は『労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を高める雰囲気づくり』についてお伝えします。

1つ目に『労働災害防止についての関心の保持』についてお伝えします。
ヒューマンファクターという言葉はご存知ですか?
組織や設備など、さまざまな環境における人間側の行動特性のことです。
これがあるからヒューマンエラーが起こってしまいます。
先日、ヒューマンエラーによる悲しい事件もありましたよね。

人間が関わる以上、ヒューマンエラーを完全になくすることはできません。
しかし、減らすことはできます。
ヒューマンエラーの対策法をお伝えします。
4つに分けて考えます。
①人的・・・話し合いをする
②設備・・・使いやすくする、固定するなど
③作業・・・気づく仕組み、マニュアルなど
④管理・・・役割分担、計画的な共有を実施する

事実確認をする際に、最低3つの視点で見るようにします。
・医院にとって?
・患者様にとって?
・自分にとって?

例えば、歯科医院でよくあるヒューマンエラーとして、治療で使う材料を発注できていなかったとします。
3つの視点で考えるとどうなのか?
→答えは診療ができずにみんなが困ります。
だからこそ、1人のチェックだけでなく、普段から在庫切れがないか在庫係でチェックしたり、在庫が1つしか置いていないものは在庫の量を見直すことが改善につながるのではないかと考えます。
 

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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