顎顔面矯正症例

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、小児矯正のケースを紹介します。
顎顔面矯正は乳歯と永久歯がまざって生えている時期に行う矯正1期治療になります。
乳歯が生えかわって永久歯になるとワイヤーをつけて歯を揃える矯正2期治療に移行していきます。顎顔面矯正は矯正1期治療で終了する場合が多いです。
矯正1期治療が終了した時点で希望があれば矯正2期治療に移行します。
それでは、始めます。

●顎顔面矯正 ナンバー0017
悩み事 歯並びが気になるのでなおしてしてほしい
プラン 上顎拡大 下顎6歳臼歯を起こす

・矯正前 8歳10ヶ月 男性

比較的揃っているが今後臼歯部が生えかわってくるとスペースが足りなくなってくる
急速拡大装置を使用して上顎を拡大し、下顎は6歳臼歯の舌側傾斜を改善するプランとしました。上顎の拡大は1ヶ月6㎜とした。

・矯正開始 1ヶ月後 9歳1ヶ月

上顎前歯が開いて拡大の効果が出ています。

・矯正開始 5ヶ月後 9歳5ヶ月

上顎前歯も閉じてきました。
下顎6歳臼歯も舌側傾斜が改善されています。

・矯正開始 10ヶ月後 9歳11ヶ月

上顎の乳歯が生えかわりの時期になったので抜歯しました。

・矯正終了 2年3ヶ月経過 11歳4ヶ月

永久歯の生え、今後の生えかわりも問題無いので
上下顎の装置をはずし矯正終了としました。

矯正前後比較です。

矯正前は上下前歯部の先同士が当たる噛み合わせでしたが、矯正後は改善され上顎の前歯が少し前に出る正常な噛み合わせになりました。

お子様の成長には、個人差があり、矯正に入る時期も、お子様によってそれぞれ違ってきますので、気になるようであればお気軽にご相談下さい。

きじま歯科医院はお子様の成長に合わせて、お口の健康と歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。

<院長:喜島>

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