顎顔面矯正研修①

皆さま、こんちには。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は歯の矯正の研修をきじま歯科医院で受講しました。
矯正とはガチャガチャした歯並びや噛み合わせをしっかり噛めるようにして、きれいな歯並びにする歯科治療のことです。

さて、皆さまは矯正がいつ頃から始まったかご存知でしょうか。
古代ローマ、ギリシャ時代からあるそうです。
歴史的に有名なマリーアントワネットもしていたとの事です。
彼女は下顎が出ている、いわゆる受け口で矯正をしていたようです。
そんな昔から矯正はあるのだと、私は驚きました。

矯正は日本では治療率が約20〜30%で、アメリカやヨーロッパではさらにより多く受けられおり、成人になるまで約60%の方がされています。
その理由はアメリカでは歯並びがガチャガチャだと不吉とされているからだそうです。
例えば、歯並びがガチャガチャとだらしないと思われ、就活や恋愛でもステータスとなっています。

では、歯並びがガチャガチャしている状態を専門用語では不正咬合と言います。
主に6種類あります。

1つ目は専門用語では叢生と言って、歯がデコボコに生えていることをいいます。
八重歯もこの叢生の一種です。

2つ目は専門用語では上顎前突といって、いわゆる出っ歯です。
上の前歯が下の前歯より極端に飛び出しており、お口が閉じにくいなどの症状があります。

3つ目は専門用語では下顎前突もしくは反対咬合といって、いわゆる受け口です。
下の前歯が上の前歯より前に出ている状態です。
原因としては下顎が大きい、上顎が小さいこととされています。

4つ目は専門用語では開口と言います。
奥歯で噛んだとき、前歯が空いたままの状態のことをいいます。
お口が空いたままになりやすいといったことがあります。

5つ目は専門用語では交差咬合と言います。
顎が左右にずれている状態のことをいいます。
放置すると顔の歪みの原因にもなります。

6つ目は専門用語では過蓋咬合と言います。
噛み合わせが深いことで下の前歯が見えない状態です。
歯ぐきを傷つけることもあります。

以上が不正咬合と言われるもので、その原因は遺伝や骨の成長不足、癖があります。

遺伝は親に似た歯並び、噛み合わせにより歯並びがガチャガチャします。

骨の発育不足や癖については、骨の発育障害だったり、吸唇、指しゃぶり、口呼吸、虫歯、舌癖、など様々な要因があるとされています。
また、頬杖や睡眠中の歯ぎしり、うつ伏せでよく寝るといった同じ方向に癖がつく行為は左右非対称の原因の一因となっています。

きじま歯科医院ではお子様から大人の方まで矯正治療をしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

吹田 きじま歯科医院

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